第一種衛生管理者試験の受験

衛生管理者

こんにちは、くろふぃです。

第一種衛生管理者の試験を受けてきました。

衛生管理者とは、
職場において労働者の健康障害を防止するために、
業種を問わず常時50人以上の労働者を使用する事業場に選任しなくてはならないとされています。

常時50人以上なのでかなりの会社が該当すると思います。
また選任数も事業所の労働者数に応じて増えていきます。

50人以上~200人以下 1人以上
200人超~500人以下 2人以上
500人超~1,000人以下 3人以上
1,000人超~2,000人以下 4人以上
2,000人超~3,000人以下 5人以上
3,000人超 6人以上

うちの会社も漏れなく選任が必要であり、今は大丈夫なものの今後を考えると取得が必要だということで受験することにしました。

衛生管理者一種と二種の違いについて

衛生管理者には一種と二種があります。
第一種衛生管理者は、すべての業種の事業場において衛生管理者となることができます。
第二種衛生管理者は、有害業務と関連の少ない情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業など一定の業種の事業場においてのみ、衛生管理者となることができます。
現職に有害業務がなくて、絶対に転職しないのであれば二種でも問題ないですが、どうせ受けるなら一種のほうが良いと思いました。
ただし一種にしかない有害業務の問題が少し難しいです。

いつ衛生管理者試験を受けたらいいの?試験の場所は?

受験にあたり考えたのは、いつ試験を受けるか?ということでした。
とりあえず受験場所を調べてみると、近畿地方では兵庫県の加古川という場所に近畿安全衛生技術センターがあり、そこで受験するとの事でした。
地図を見てみましたが、遠すぎる上に交通が不便すぎ。。
他にも試験会場はないか調べてみると、年に1日(和歌山だけ2日でした)
だけ兵庫県以外の各都道府県で実施(http://www.kinki.exam.or.jp/exmn/H_shucho_shiken.htm)されることがわかりました。
京都の試験日は7月10日。
受験を思い立ったのがGW明け。
申込日は5月10~24日。
試験まで2ヵ月しかありません。申込もすぐにしないと。。
でも勉強時間が短くて、落ちるのだけは嫌でした。試験なんて何回も受けたいものじゃありませんしね。
そこで、申込期限ギリギリの2週間ほど勉強してみて、どれくらいのレベルか確かめることにしました。

2週間勉強してみて

衛生管理者の試験合格率は約50%。多少は労働基準法などの知識もありましたし、そんなに難しくないだろうと思っていました。
問題のレベルを知るために過去問をさらっとやってみました。
「う~ん。思ったより難しい。」というのが1番最初の感想でした。
しかし、1日1回過去問を解くようにしていると、何度か同じような問題が出ていることに気づきました。
今は理解しづらいけれど、こういう問題構成なら大丈夫だろうと思い、受験日は7月10日に決定しました。

衛生管理者の申込と受験資格について

申込書は郵送か各都道府県の労働基準協会に直接取りにいくことができます。
私は郵送だとやり取りが面倒だったので直接取りに行きました。
申込書を記入していると受験資格というものがあり、大学卒業証明書と1年以上の実務経験証明書が必要との記載が・・!
ちゃんと調べていなかった自分が悪いのですが、申込期限まで時間がなかったので焦りました。
実務経験の事業者証明書は上司を急かせば(笑)、すぐ記載してもらえるので大丈夫ですが、卒業証明書は手元にない方が多いと思うので気をつけないといけませんね。
受験料は郵便局や銀行で6,800円を払い込みする必要があります。

いざ衛生管理者受験当日

試験日は平日ですので会社は休まなければなりません。
落ちてしまったらまた休まないと。。
そう思うとプレッシャーがかかります。
試験時間は9:30~12:30です。
当日は9時前には会場入り。
一応持ち物に書いてあった定規と電卓を持っていきました(結局使いませんでしたが)。
お茶は置いておいても大丈夫でした。
開始1時間経過すると退出も可能になります。
見直しを含めても1時間で終わってしまいましたので、早々に退出。
退出後、会場建物内にはテキストを片手に談笑する人がたくさんいました。
社内で複数人受験しているのでしょうか。
孤独なリーマンの私には関係ないです。。
また試験会場のすぐ外に、落ちたらもう1回受けろよと言わんばかりの受験申込書と合格した時のための免許申請書類が置いてありました。
もちろん両方持って帰りましたよ。

あとは合格していることを祈るばかりです。

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